Houdiniメモ : 検証 : Attribute VOP : ノイズ : Cellular Noise
はじめに
Attribute VOPのCellular Noiseノードがどのような値を出力するのかを見てみました。
https://gyazo.com/70e5713d154f57b7642e8bece978f59f
準備
256x256のグリッドを作成し、これにノイズを適用してCellular Noiseの挙動を確かめてみたいと思います。
1. Gridノードで板を作成
table:パラメータ
Size {1, 1}
Rows 256
Columns 256
https://gyazo.com/9ee4d04521d73c986dfc96f9d4c77a76
2. Attribute VOPノードを接続
https://gyazo.com/baae006464369a17e72c53e17beffa49 https://gyazo.com/10f6a4969261051baa0c19486f3ab3bf
Sceneビューを見ると白い板が表示されています。
https://gyazo.com/2e5526abf68106152e943c7f02502b7d
3. XZ座標からCellular Noiseを生成
Attribute VOPの中に入ります。
以下のようなノードを組み、座標PのXZ成分をCellular Noiseのuvへ入力します。
table:使用ノード
Vector to Float
Float to Vector 2
Cellular Noise
https://gyazo.com/ad1399deda254e590f771743401a68b4 https://gyazo.com/7c96e4e18033ac3d21507f3c3d48bec1
Cellular Noiseが出力する値
Cellular Noiseは以下のようなパターンを出力します。
https://gyazo.com/f4749741aefbed25928e3b5dc4fd9f7b https://gyazo.com/e93ce2be8bcdb00fc912cd2e65c2c9e9
https://gyazo.com/fe44730cca909454ba9c22572e050d9f https://gyazo.com/b66bc358e2070c8ce7707b4b4736f31a
検証1: borderの比較
Cellular Noiseノードの パラメータを変化させた時にborderがどのように変化するのかを見てみました。
1. 準備
ノードを以下のように接続し、borderの値がCdとして出力されるようにします。
https://gyazo.com/94b09d0f4d24653c6d5ccd380073ccbd
Celluar Noise のデフォルトでのパラメータは以下のようになっています。
https://gyazo.com/ee741c164f3bf86c406549638ca186d5
2. Frequencyを変化させた時のborder変化
Frequency = {1, 1}、{4, 4}、{16, 16} の3パターンを載せてみました。
https://gyazo.com/e8ef1f9f0a265816c414855bb868bffb https://gyazo.com/885479c95e0260cd82ba9620ba25b305 https://gyazo.com/355e5476ce4eba80c81b597473b282af
Frequencyを大きくするとパターンが細かくなっていきます。
3. Offsetを変化させたときのborder変化
offsetのX成分を増やすとパターンが右へスクロールします。
https://gyazo.com/350b2d10a92fda006884501ebf0a16e4 https://gyazo.com/f9b0754a6fc9e44a294a782752469f03
4. Jitterを変化させたときのborder変化
Jitter = {0, 0}, {0, 1}, {1, 0}, {1, 1}の4パターンを載せてみました。(Frequemcyは{4, 4}で固定しています)
https://gyazo.com/1932c681a9fe6300ed34938eff810c69 https://gyazo.com/2db85ffbc768a693c31f000f37562e4c
https://gyazo.com/5015f692b145ba990ff712335b3c5d1f https://gyazo.com/a3785398c75813e020fd091856db5b3e
JitterのX成分が0だとX軸に横方向の直線が見え、Y成分が0だと縦方向の直線が見えています。
JitterのX成分を0~1で変化させると模様が以下のように変化します。(Y成分は1で固定)
https://gyazo.com/414e6687c49883cc2f80043bc39150a9 https://gyazo.com/e30c653d2b5dea983155d3390ad760dc
JitterのY成分を0~1で変化させると模様が以下のように変化します。(X成分は1で固定)
https://gyazo.com/8bfb5c02b78d5722169025c0db5a2eb3 https://gyazo.com/be1aeb0058ef7ae1568ecb38751472d9
JitterのX成分とY成分を同時に0~1の範囲で増やしていくと模様が以下のように変化します。
https://gyazo.com/8c6ada1bfe26b09de464ab2aee4a18a7 https://gyazo.com/41523b239efa67f6f4f87dd201827947
5. Border Width を変化させてみる
Border Width = 0.07, 0.2, 0.5の3パターンを載せてみました。
https://gyazo.com/601d9a9665f8eaa42e109a632b612c68 https://gyazo.com/047527191db83f4f9f9a67c6ed912c38 https://gyazo.com/dd269aa1b0c28989b8fd6c1557f81c02
Border Width を増やすと線が太くなります。
6. Border Softnessを変化させてみる
Border Softness = 0, 1の2パターンを載せてみました。
https://gyazo.com/86f1b4582706ef7af8a9e41cfac3b882
https://gyazo.com/c94771bdafa225f4c991a8c172f93eee
分かりづらいですが、Border Softnessを増やすと境界線(border)がにじむようです。